

転職エージェントについて知らないことがたくさん。
利用するのでちゃんと相手方の情報も知っておきたい。



転職エージェントを何気なく利用している人も多いです。
転職エージェントの裏情報は気になりませんか?
この記事では、転職エージェントの裏事情を紹介します。
私自身、3度の転職活動経験があり、2022年に入って30名以上の転職エージェントと実際に面談しました。
その中で得られた情報も交えて紹介しますので、信頼性も高く非常に有益です。
この記事でわかること
・転職エージェントの裏事情
・転職エージェントの裏事情を踏まえて、結局利用すべき?
・転職エージェント利用時の注意点
この記事はいろんな裏事情を紹介します。
ですが、結論としては「転職活動において転職エージェントは利用すべき」ということです。
転職エージェントの疑問と裏事情10選


ここから転職エージェントの裏事情と疑問を10つ紹介します。
私自身思ったことや質問として多く挙げられるものを厳選しております。
ですので、これから転職エージェントを利用する方はもちろん、現状転職エージェントを利用している方にも参考になる有益情報です。
・なぜ無料で利用できるのか?
・なぜ希望していない求人を紹介されるのか?
・なぜ大量の求人メールが届くのか?
・なぜ転職後もサポートしてくれるのか?
・なぜ終了している求人を載せているのか?
・なぜ転職を急かすのか?
・なぜ登録はできたのに求人紹介がないのか?
・なぜエージェントを変更されるのか?
・なぜ電話やWeb面談を進められるのか?
・なぜサポートにばらつきがあるのか?
それぞれ詳しく紹介します。
なぜ無料で利用できるのか?



転職エージェントが無料で利用できるのは有名な話かと思います。



なぜ無料で利用できるのか?
後から請求されそうであやしい…



そんなふうに考える方もいるのではないでしょうか?
私は少なくともそう思っていたので。
無料で利用できる結論としては、「転職エージェントは企業から報酬を得ているから」になります。
もう少し詳しく説明します。
転職エージェントは転職希望者が企業に入社することで、その企業から転職者の年収の約30%が報酬として支払われます。
仮に、転職社の年収が1000万円だった場合、転職エージェントは約300万円の報酬を得ることになります。
ですので、転職希望者は無料で利用することができるのです。



ですので、「無料だから怪しい」と思う必要はないということを認識しておいてください。
なぜ希望していない求人を紹介されるのか?



転職エージェントや転職サイトを少しでも利用したことがある方ならわかるはずです。



最初の面談で自分の希望をちゃんと伝えたはずなのに、なぜか希望にあっていない求人を紹介された。



実はこのような話はよく聞く話です。
私自身、初めての転職活動時は本当にいろんな企業を紹介されました。
この理由ですが、転職エージェント自身の個人ノルマや目標達成のために、少しでも内定が獲得できるような求人を紹介しているためです。
先ほど転職エージェントの報酬は転職希望者が入社することで支払われると説明しました。
つまり、転職エージェントは入社してもらわないと報酬が得られないため、各エージェントはノルマや目標を課せられているのです。



そもそもこのようなエージェントに当たった場合は、変更してもらうことをお勧めします。
または、「なぜこの求人を私に紹介したのですか?」と聞いてみるのも良いでしょう。
1番良くないのは、せっかく紹介してくれたのだから、受けてみようとか。最終的に入社してみようとか。思うことです。
今回のエージェントノルマの話を思い出してもらえば、きっぱりと断れるはずです。



転職は、転職エージェントのためにするのではなく、自分自身のためにやるものであることを決して忘れてはいけません。
なぜ大量の求人メールが届くのか?



転職エージェントや転職サイトから大量のメールが送られたことのある方は多いはず。
私自身、大小さまざまな転職エージェントに登録していますが、ひどいところでは1日に20通近く届きます…
理由は、たくさんのメールを転職希望者に送付して、そのうち1つでも興味を持ってもらえることで、転職エージェントとしての報酬が得られる可能性が高くなるからです。
このようなスカウトメールは専門業者や自動送信機能で大量送信しているんです。
また最近では、AI機能を活用して転職希望者の経歴や職歴などから自動判断して、自動でメールを送る仕組みもあるようです。
この話は、実際に転職エージェントから聞いた話なので、間違いありません。



ただし勘違いしてはいけないのが、すべてが迷惑メールではなく、中には良い求人もあるということです。
ですが、大量のメールの中から良い求人のみを選び出すのは難しいですし、時間がもったいないです。
ですので、基本的には転職エージェントに依頼した内容で求人をもらい、転職活動することをお勧めします。
私はこのような無差別メールはすべて迷惑メールフォルダに自動的にいくように設定しています。笑
なぜ転職後もサポートしてくれるのか?



あまり知られていませんが、実は転職エージェントは転職者が入社後もしばらくサポートしてくれます。
理由は、転職エージェントと企業の間には返金規定が存在するためです。
つまり、転職者が即退職すると、転職エージェントは企業に返金する必要があるのです。
ですので、転職者が即退職しないように転職後も手厚くサポートしているのです。



聞こえは悪いですが、転職者は実際に不安なことがあれば、相談できる相手がいると思えば、非常に良いサポートになると思います。
実際に私も転職後はいろいろとわからないことがあり、誰に相談していいかわからなかったので、転職エージェントに相談していました。
なぜ終了している求人を載せているのか?



これはあまり知られていない裏情報です。



終了している求人を載せることは、一見誰にもメリットがなさそう。
理由は、転職希望者に人気の高い求人を載せておくことで、転職エージェントへ登録する人を増やすためです。
登録者が増えることで、転職エージェントの報酬が上がる可能性が高くなるということです。
転職エージェントのサイトを見たことがある方なら分かると思いますが、ホームページのトップページに有名企業の求人がたくさん並んでいると思います。
あのような人気求人が実際に該当し、登録してみたら実はその企業の求人は終了しています。ということがあります。



気になるのであれば、登録前に事前に問い合わせるのも良いかと思います。
正直、転職エージェントの登録自体は5分もあればおわるので、登録後に転職エージェントに直接問い合わせる方法でも問題ありません。
転職エージェントの登録方法については、以下で詳しく紹介しておりますので、ご参考ください。
なぜ転職を急かすのか?





これも有名な話ですが、転職エージェントの中には内定が出た瞬間に「入社を急ぎませんか?」と急かしてくるエージェントがいます。
ここまでの話を読んできた方なら理由の予想はつくと思いますが、転職エージェントの報酬のためです。
先ほども説明しましたが、転職エージェントは転職希望者が入社することで企業から報酬が支払われるビジネスモデルです。
ですので、内定が決まった転職希望者は早く入社してもらい、次の転職希望者の対応をしたほうが結果的に報酬を多く得られる可能性が高くなるということです。



なんかやり方ずるいよね。



確かにそう思われる方もいるかもしれませんが、転職エージェントもビジネスでやっており、利益を出す必要があるので当然の行動と言えば当然の行動ですよね。
一方で最近は急かすエージェントが減ってきているとも言われています。
理由としては、現代社会はSNS等で悪評などがすぐに拡散され、転職エージェント自体の評判が落ちる危険があるためです。
評判が落ちて登録者が減ってしまっては、結果的に報酬は減ってしまいますよね。
なぜ登録はできたのに求人紹介がないのか?



転職エージェントへの登録はできたものの、エージェントから求人紹介がない。という事例が実際に存在します。
理由は、転職希望者の職歴やスキルとマッチする求人がないと判断されるためです。



じゃあなぜ登録はできてしまうの?



職業安定法の5条の6に「職業紹介業者は求人の申し込みをすべて受理しなくてはならない」とあるため、転職エージェントは転職希望者の登録は拒否できないのです。
ですが、求人紹介等のサポートを断ることはできるため、このような事態が発生するのです。



また求人には隠された条件が存在するということをご存知でしょうか?
実は求人票には法律上記載できない項目が存在します。
例えば、性別を限定する記載、年齢を限定する記載、居住地や国籍を限定する記載です。
これらは差別の対象になってしまうために、求人票には記載されません。
ですが、実際にはこれらを用いたフィルタリングがなされているという噂もあります。
なぜエージェントを変更されるのか?



急に担当のエージェントを変更されるとあまりいい気分はしないですよね?
変更される理由は、希望職種への見解がより深いエージェントへ変更するためです。
つまり、担当変更はポジティブな理由が多いということを理解しておくと良いです。



「なんかわるいことしたかな?」そんな風に考える方が多いかもしれません。
ですが、実は転職希望者により良いサービスを提供するための配慮なんです。
なぜ電話やWeb面談を進められるのか?



まずは電話かWeb面談をお願いできませんか?



転職エージェント登録後に言われた方も多いはず。
このような依頼が来る理由は、転職エージェント側としては「他社に取られる前に自社の登録企業の中から選んでほしい」ためです。
ですので、興味深い経歴やスキルを持っている転職希望者や意欲的な転職希望者には積極的な面談予約を取り付けようとします。



つまり、電話やWeb面談での面談を進められるということは、エージェント側の関心が高いということでポジティブにとらえて問題ありません。
なぜサポートにばらつきがあるのか?



転職エージェントの企業ごとにも、同じ転職エージェントないのエージェントごとにもサポート質や対応にばらつきがあるのは有名な話です。
この理由としては、エージェントも社員なので新卒からベテラン社員までいますし、経験やスキルにもばらつきがあるためです。
どの会社にも新卒とベテランはいますし、仕事ができる人とできない人がいますよね。
とはいえ、やはり自分にあった転職エージェントがもっとも理想の転職に近づくことができます。



ですので、自分に合っていないなと思ったり、明らかに経験やスキルがないなと判断した際は、エージェントの変更を依頼しましょう。
エージェントの変更は決して悪いことではないです。
エージェント変更の依頼が難しければ、転職活動開始から複数の転職エージェントに登録しておくことをお勧めしています。
複数の転職エージェント登録に関しては、以下の記事詳しく紹介しておりますので、ご参考ください。
私自身、3つ以上の転職エージェントに登録しており、自分にあった1社に絞っていくというスタイルで進めました。
まとめ
転職エージェントの裏事情や疑問について紹介しました。
この記事を読んで転職エージェントについて、いろいろ思う事はあると思いますが、あくまで転職エージェントも一企業です。
転職希望者の転職をサポートもそうですが、企業の利益を目指す方向性は普通の企業と同じであることは理解しておく必要があります。
ですが、結果として転職希望者は無料で利用できることにちがいはありません。
非公開求人など通常では見つけることができないような企業も紹介していただけるので、転職活動において利用しないという手はないと思っています。
とはいえ、自分自身で転職エージェントの見極めは必要である事は間違いありません。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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