転職活動終わった後って、会社でどう過ごせばいいの?
会社の誰に伝えればいいの?
有休消化って本当にしていいの?迷惑?
転職活動を経て、内定をいただいた後、今の会社では退社までどう過ごせば良いか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もうすぐ辞める立場だけど、まだ会社にいなきゃいけなくて微妙…
私自身も、内定から約3ヶ月間、前の会社で過ごすことになり、最初はどう過ごせば良いか迷いました。
この記事では、私自身の実際の経験をもとに、会社での過ごし方について紹介します。
この記事を最後までみていただくことで、内定から退職まで、迷いや不安なく過ごすことができると思います。
転職には、今の会社と円満別れできるか、喧嘩別れになるかで過ごし方が大きく分かれてしまいます。
今回は円満別れの転職について、述べます。
- 内定をいただいたが、残りの期間、今の会社でどう過ごせばよいかわからない方
- 内定をいただき、今まさに前の会社で退職までを過ごしているが、あっているのか不安の方
- 内定後、他の方がどう過ごしたのかを参考にしたい方
転職内定後の会社内での過ごし方5選
- 退職の旨を上司に伝える
- 自分の持っている業務を引き継ぐ
- 転職先を安易に伝える必要はない
- 会社への不平不満を上層部へ伝える
- 有給休暇の全て使い切る
退職の旨を上司に伝える
無断で退社するのは流石にダメなのね…
絶対にダメです。
理由は会社は自分が抜けることで、人員的な整理を行う必要があります。
- 人事異動
- 課、係内の配分
- 昇給配分
転職することを伝えるのは非常に勇気がいることです。
ですが、会社のことを思うならば、ぜひ早めに伝えてください。
だれに伝えればいいの?
まずは身近な上司に伝えて、他の方への伝達タイミングや順序を相談すると良いと思います。
基本的に、伝え方にマニュアルはないので、気兼ねなく相談できる上司に最初に伝えるでも問題ないです。
他に伝えなきゃいけない人はいるの?
他に早めに伝えた方が良い方が、総務や経理周りを担当されている部署の方です。
退職までに用意しなくていけない書類や、場合に応じて退職後の連絡やりとりが必要になるためです。
- 企業年金の引継ぎ可否を確認する
- 退職後の給与振込先の確認
- 表彰金など、退社後に振り込まれる予定の口座情報
また、転職先に提出する必要がある書類がいくつかあります。
事前に転職先へ確認し、現在の会社で準備できるものはあらかじめ取得しましょう
- 源泉徴収票
- 年金手帳
また、現在の会社から借用していたものを忘れずに返却しましょう。
- 社員証
- 社員服、靴
- 健康保険証
独身の方、配偶者がいる方など今置かれている環境や企業によっても色々と変化します。
あくまで一例を記載しましたので、詳細はご自身の会社内で必ず確認してください。
早めに伝えて、会社にいるうちにできることは処理しておくことをオススメします。
自分の持っている業務を引き継ぐ
まずは自分自身が担当している業務の洗い出しを行ってください。
自分が抜けた後に、引き継ぎ者が困らないようにするためです。
1人でもくもくと業務の洗い出しをすればOK?
1人では抜け漏れが発生しますので、直属の上司と確認しながら行うことをオススメします。
業務と内容と合わせて、以下のようなことも整理するとスムーズです。
- 担当しているお客様
- 担当しているメーカー様
- 自身が保有している名刺
お客様やメーカー様との引き継ぎの場合は、相手方の担当者も交えて、打ち合わせを行い、担当者変更の旨を伝えましょう。
お客さんに担当者変更の理由を聞かれた場合はどうすれば良いの?
担当者変更の理由を伝えたくなければ、無理に伝える必要はありません。
諸事情で今担当の業務から離れることとなりました。とでも回答しておけば問題なしです。
またこれまでの議事録や、メモなども合わせて、引き継ぎ先の方に共有すると親切です。
業務の引き継ぎが終わったら、もう何もしなくていいの?
引き継いだあとは、今の会社に敬意を払って、最終日まで一生懸命に働くことが大切です。
辞めることが決まるとモチベーションが下がってしまうことも事実です。
今までの主担当から外されることもあるでしょう。
ですが、大小はありますが、ここまで育ててくれた会社に感謝は必要です。
転職が理由で、辞めることになってしまった今となっては、最後まで会社に貢献することが最大の恩返しかと思います。
転職先を安易に伝える必要はない
どこに転職するのかを、会社上司に伝えるべき?
転職先が同業他社であるなど、伝えたくないことがあると思います。
転職先を伝えるといった決まりはありませんので、安易に伝える必要はありません。
上司には伝えたくないけど、仲の良い同僚には伝えてもOKだよね?
本当に上司の耳に自分の転職先を入れたくないのであれば、同僚にも伝えないことをオススメします。
理由は、経験上、会社の誰か1人に伝えると、あっという間に全体へ広がるからです。
私自身は、転職先を伝えることに抵抗はなく、上司や同僚に伝えました。
ですが、ものの数日で会社中に転職先が広まっていた時は驚きました。
1人に話すと、会社全員に伝わる可能性も十分にあるということを忠告しておきます。
会社の不平不満を上層部へ伝える
辞めるとはいえ、不満を伝えることはよくないことでは?
これは会社の関係者全員に転職の旨を伝えた後に、会社上層部に伝えることをオススメします。
これに関しては、不満は伝えない方が良いと記載されていることもあります。
ですが、もし会社に敬意を払うのであれば、私は伝えた方が良いと思います。
なかなか組織内部の人間で、会社の上司や上層部に不満や不平を言うには勇気が入ります。
ですが、もう辞める身なので、恐ることなくぜひ不平不満を伝えるべきです。
なぜかというと、いくつか理由をあげます
- 残された後輩たちに同じ嫌な思いをして欲しくないので、改善してもらう
- 会社内で起こっている不平不満を上層部にあげることで、よりよい会社になる
自分が思っていたことを全て伝えることも大事です。
また、後輩が思っている不平不満を事前に聞き出して、代わりに伝えることも良い行動かと思います。
私自身も、退職の際に上層部へ不満をぶつけました。
どうせ辞めるので、言いたいことははっきりと言いました。
辞める身とはいえ、少し怒られるかなと思っていました。
ですが、上層部からは非常に感謝されました。
理由は、普段聞きたくてもなかなか聞けない、社員からの生の声を聞けたからと言うことでした。
なので、ここは会社のため、会社に残るメンバーのためにもぜひ伝えるべきと思います。
有給休暇を全て使い切る
現在の会社でやること伝えることが全て終わったら、有給休暇の消化に入りましょう。
辞めるのに、有休まで消化して申し訳ない
そんなことは思う必要はありません。
辞めようとしている社員でも、在籍している以上は、その会社の社員です。
つまり、どんな状況下でも有給休暇の取得の権利はあります。
なので、必ず消化するようにしましょう。
中には1ヶ月近く残っている方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、計画的に仕事の引き継ぎや、総務経理関係の処理を進めましょう。
社会人になるとなかなかこのような大型連休を取得することは難しいと思います。
2021年1月現在では、旅行等は難しいですが、普段はできないような休暇の過ごし方ができます。
また、この期間を使って、転職先での業務の予習や資格の勉強なども余裕があれば行いたいです。
くれぐれも引っ越しと転職先での初出社日を間違えないように計画的に休暇を取得してください。
まとめ
- 退職の旨を上司に伝える
- 自分の持っている業務を引き継ぐ
- 転職先を安易に伝える必要はない
- 会社への不平不満を上層部へ伝える
- 有給休暇の全て使い切る
以上、転職内定後の会社での過ごし方を5つご紹介しました。
転職先が見つかってしまうと、転職先のことばかりに目線が行きがちです。
ですが、現在の会社にも敬意を払い最後まで全力で会社に貢献することを心がけてください。
あとは、忘れもの(こと)がないことを確認し、優雅な有休生活を楽しんでください。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがありましたら、ぜひコメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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