最近よく聞くジョブ型雇用ってなに?
ジョブ型雇用って企業側にどんなメリットがあるの?
今のうちからできる対策ってあるのかな?
みなさんはジョブ型雇用はご存知でしょうか?
詳しくは以下の記事でわかりやすく紹介しておりますので、ご参考ください。
なるほどね。
今の日本の雇用形態と違うのかな?
2021年現在、日本の多くの企業が取り入れている雇用形態は「メンバーシップ型雇用」と呼ばれるものです。
それはどういう雇用形態?
詳しくは以下の記事でわかりやすく紹介しておりますので、ご参考ください。
なるほどね。
ジョブ型雇用には転職者側にも企業側にもメリットがあるの?
両者にメリットはあります。
転職者側のメリットについては、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
この記事では、企業側のメリットについて紹介します。
企業側のメリットなんて聞いてもあんまり意味なさそうだけどね。
確かにそう思われがちですが、今後仕事を続けていく上で非常に有効です。
どんなことに有効なの?
相手(企業側)を知ることで対策しやすくなるからです。
わかりやすい例として、学生時代のテストを思い出してください。
以下2種類のテストがあったとすると、どちらが対策しやすいですか?
・出題範囲が全くわからないテスト
・出題範囲をあらかじめ提示されたテスト
それは後者だよね。
そうですよね?
これが企業側のメリットを知ることの有効性です。
つまり、企業側のメリットを知ることで、相手がジョブ型雇用にどんなことを求めているかを知ることができるのです。
もしその相手側が求めていることを知ることができれば、転職や就職の際に内定確率が上がるかもしれません。
転職はいわば「情報戦」です。
つまり、いかに新しく、有益で、正確な情報を手に入れるかで、内定獲得に大きな差が生まれます。
一見関係なさそうな情報でも、転職活動中に本当に役に立ったという話はよく聞きます。
今回ご紹介する内容も必ず今後の役に立ちますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
ジョブ型雇用のメリット3選【企業側】
具体的にメリットを紹介します。
メリットはたくさんありますが、この記事内では特に大きなメリットを厳選して3つ紹介します。
1つでも知識として取り入れてもらえると嬉しいです・
・ミスマッチがない
・専門分野に強い人材を採用できる
・勤務管理しやすい
それぞれ詳細を紹介します。
ミスマッチがない
ジョブ型雇用の1番のメリットはミスマッチがないことだと思っています。
ミスマッチってなに?
つまり、両者の立場からわかりやすくいうと以下のような感じです。
転職者:思っていた感じ(仕事内容、仕事環境、給料など)の企業じゃなかった〜
企業側:期待していた人材(スキル、経験、職務態度など)じゃなかった〜
お互いの理想の相手じゃなかったってことね?
そもそもミスマッチはどういう時に起きるんだろう?
大きな理由としては、「相手について詳しく知らないとき」です。
冒頭でも述べましたが、相手を知らないと対応できませんよね?
ミスマッチも一緒で、事前に知る術が少ないが故に、実際に働いてみるとギャップが生じてしまうのです。
なるほどね。
じゃあジョブ型雇用はどうしてミスマッチになりにくいの?
ジョブ型雇用の場合、求人の際にあらかじめ「職務記述書」という業務に関する詳細を提示しています。
ですので、お互いの要求をすり合わせできるからです。
つまり、相手のことをよく知った上で採用されるということです。
ん?
職務記述書ってなに?
具体的には、業務を詳細を記載した書類のことです。
職務記述書ってどんなことが書いてあるの?
・仕事内容
・職務内容
・必要なスキル
・責任範囲
・評価基準
これらのようなことが事細かく記載されています。
つまり、「私の企業はこんな人を募集しているので、ピッタリ合う人のみ応募してきてください」という感じ。
入社前から完全に一致することがわかっていているので、ミスマッチがないということなんです。
なるほどね。
じゃあこのミスマッチがないということに対して、転職者側ができることってあるのかな?
「自分のスキルや経験の棚卸し」が必要かなと思います。
つまり、以下のようなことをしっかりと把握しましょうということです。
・自分のスキルは何か?
・自分の強みは何か?
・そのスキルや強みは市場的にどのレベルか?
これらのことが自分自身ではっきりわかっていないと、企業にアピールもできませんし、ミスマッチになりかねません。
これまでのご自身の人生を振り返っていただき、今一度よく考えてみてください。
転職活動において、自身の棚卸しは非常に重要です。
手を抜きがちなことなので、少し時間をかけてライバルに差をつけましょう。
専門分野に強い人材を採用できる
専門分野に強い人を採用できることも大きなメリットの1つです。
理由はなんとくなわかりますよね?
上でも述べた職務記述書にそった転職希望者が応募してくるからです。
入社の時点でその道のプロが入社するので、企業としても心強いですよね。
また入社後も、自社のスタイルに合わせ、仕事に合わせてさらに強い人材育成が可能です。
このようにして専門分野に特化した人材育成が比較的容易なのです。
でも、あまり専門家になりすぎても他の業務が何もできないと通用しないんじゃないの?
ジョブ型雇用の場合は全く問題ありません。
なぜなら職務記述書に記載されている専門職のみをこなせば良いからです。
言い換えると、その他の業務は行う必要がありません。
なので、よりその専門を極めることができる環境が整っているのです。
この企業側メリットに対して、転職者ができる対応策はなにかある?
自分の専門分野で足りない部分を探し、それを早めに補うことです。
専門分野といえど、誰でも苦手なことをありますよね?
国語の中で、現代文は得意だけど、古文は苦手。みたいな。
ジョブ型雇用の応募者の中で戦っていく際には専門分野を極める必要があります。
苦手な箇所を整理し、今できることから行うことで内定に近づきます。
勤務管理しやすい
メンバーシップ型雇用の勤務管理はいかがでしょうか?
日本の多くの皆さんの評価基準は以下のようなものではないですか?
・ノルマの質とスピード
・勤務態度
・上司の好き嫌い…
代表的なもの3つ記載しましたが、おれらをすべて複合してあなたの評価が決まっているはずです。
ジョブ型雇用なぜ勤務管理しやすくなるの?
これも職務記述書が関係しています。
職務記述書に記載されている業務をちゃんとこなしているかこなしていないか?のみがその人の評価基準になります。
評価する側もその結果のみの確認でよいので、非常に管理しやすいということです。
また、決まった業務をこなせばいいので、勤務地の縛りがない企業が多いです。
つまり、リモートワークや在宅勤務でも問題ないということです。
そうなると従業員の通勤負担も必要なくなりますので、これもまたメリットになります。
なるほどね。
じゃあ、この企業側のメリットに対しての対応策は?
社会人として、最低限の報連相を身につけておくことです。
報連相って何?
報:報告
連:連絡
相:相談
それぞれの頭文字を取ったものです。
つまり、「最低限のコミュニケーションを取れるようにしましょう」ということです。
メンバーシップ型雇用と比較して、ジョブ型雇用は連絡頻度が少ないです。
その少ない連絡で的確に相手に内容を伝えるスキルが必要です。
なので、最低限のコミュニケーションスキルは備えてください。
まとめ
ジョブ型雇用の企業側のメリットについて紹介しました。
それぞれにちゃんとした根拠があるメリットだったと思います。
企業側もそのメリットに沿って採用することが多いです。
ですので、この記事内で紹介した対応策を参考に今一度自分にできることを積み上げましょう。
その積み上げは将来必ずなんらかの形で役に立つ日がきます。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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