大手企業にこだわって転職活動したい。
大手企業以外の転職は考えられない。
第二新卒転職で大手企業を狙っている方は多いです。
ですが、なぜそんなに大手企業にこだわっているのですか?
ん〜なんとなく。笑
こんな答えを話す方も少なくないはず?
そこで、この記事では第二新卒で大手企業に入社するメリットやデメリットを紹介します。
この記事でわかること
・第二新卒で大手企業を目指す必要性
・第二新卒で大手企業を目指すメリット
・第二新卒で大手企業を目指すデメリット
私自身、これまでに30名以上の転職エージェントの方と面談し、大手企業を含むなど10社以上の面接を受けてきました。
その経験を元に第二新卒が大手企業を目指すメリットとデメリットを詳しく紹介します。
今後の転職活動の方向性を決定する上で有益な情報ですので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
また、第二新卒で大手企業に入社する難易度などについて、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
第二新卒で大手企業にこだわる必要ある?
個人的意見としては、こだわる必要はないと思う
確かに大手企業には多くのメリットがあります。
ですが、大手企業にこだわるばかり、内定獲得できないケースもあり、非常にもったいないことをしています。
理由は、大手企業でなくても輝ける場所は多く存在するからです。
転職は1回しかやってはいけないというルールはありません。
ですので、また次回の転職で大手企業を目指すという方法もあるのです。
第二新卒という非常に貴重な枠の期間はそう永くないことを認識する必要があります。
転職活動におけるあなたの目標(軸)は「大手企業に入ること」ですか?
・もし答えが、「Yes」ならば、内定獲得は難しいので、努力しましょう。
・もし答えが、「No」ならば、別の目標(軸)がブレないように努力しましょう。
大手企業に入社することだけが、転職の本質ではないことを忘れないでほしいです。
大手企業に転職するメリット3選
私自身が感じた第二新卒で大手企業を目指すメリットを3つを厳選して紹介します。
・年収が比較的高く安定している
・大きな業務を経験できることが多い
・社会的信用が高い
それぞれ詳細を説明します。
年収が比較的高く安定している
一概には言えませんが、年収は高い企業が多いです。
業績も安定している企業が多く、賞与(ボーナス)もでることが多いです。
出世できて年収も上がる一方なんだね?
そうとは言い切れません。
大手企業は社員数も多く、優秀な人材も多いので出世競争も激しいです。
また、企業方針が年功序列でない場合は、その競争がさらに激化します。
なので、結果的に出世できないこともあるのです。
とはいえ、平均的な年収は中小企業として高くなる傾向にあります。
ですので、生涯賃金としても高くなり、経済的には安定していると言えます。
第二新卒の年収に関して、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
大きな業務を経験できることが多い
大手企業には大きな仕事が舞い込んでくることが多いです。
ですので、大手企業に転職するとその大きな仕事に携われるチャンスが高まります。
私自身、一般転職で大手企業を目指した一番の理由はこれになります。
今までの経験も少し活かし、キャリアアップできる道を選びました。
結果的に希望通り大きな仕事にも携わることができているので満足しています。
とはいえ、大きな仕事に携わるって結構大変なのでは?
その通りで、大きな仕事には、大きな責任や苦労も伴います。
ですので、一概に大きな業務を100%楽しめると言ったら大袈裟になります。
ですが、以下のような場面でやりがいは間違いなく感じることができます。
・大きな成果を出すことができたとき
・大手のお客様に満足のいくサービスを提供できたとき
・企業の売り上げに大きく貢献できたとき
仕事に限らず大きな苦労や努力を乗り越えたときに、大きな喜びや感動を感じられると思います。
社会的信用が高い
社会的信用は大きな買い物をするときなどに感じることが多いです。
・マイホームの購入
・自家用車の購入
・民間保険への入会
やはりローンを組んだり、融資を受ける際には社会的信用は必須になります。
大きなローンや融資を予定している方であれば大手企業は大きなメリットになることは間違いありません。
大手企業に転職するデメリット3選
私自身が感じた第二新卒で大手企業を目指すデメリットを3つを厳選して紹介します。
・一生安泰が確定するわけではない
・裁量が小さくなる
・会社の歯車の1つになる
それぞれ詳細を説明します。
一生安泰が確定するわけではない
大手企業に入社すれば一生安泰のイメージがある。
一昔前はそのような時代もありました。
現在は終身雇用が崩壊しているという話をご存知でしょうか?
日本の最大手の企業も「社員のみなさんを一生涯雇用し続ける保証はできません」と言っています。
つまり、大手企業に入社してもリストラのリスクはあるのです。
ですので、大手企業に転職しても一生安泰ではないです。
裁量が小さくなる
自分の判断でできる業務が少なくなるということです。
中小企業と大手企業で差がありますので、比較例を出しますね。
・営業と経理の両者を担当
・営業と経理の業務判断は自分自身でできる
中小企業は大手企業と比較すると社員数が少ないです。
ですので、担当業務が1つだけではなく、2つや3つと言ったことも珍しくありません。
このように幅広く業務に携わる必要があり、結果的に採用が大きい人材になります。
・営業のみ担当
・営業の業務判断のみ自分自身でできる
一方で、大手企業はというと、社員数が多いです。
ですので、基本的には業務が専門的となり、専門性の高い人材育成を行います。
つまり、担当業務は分業化されて裁量も小さくなる可能性があるということです。
会社の歯車の1つになる
これは裁量の話と似ている部分があります。
・専門職以外にも複数の業務に携わる
・会社全体の業務を把握でき、成果を出すことで会社全体を動かしているような感覚になれる
・社員数が少なく、社長や役員との距離感も近くなり、経営の話などを直接聞く機会も比較的多い
・業務も専門的で細分化され、多くのプロジェクトと中のごく一部にしか携わることしかできない
・その成果は会社全体の一部プロジェクト達成にとどまり、会社の歯車のように感じる
・社長や役員との接点などほとんどなく、目の前の業務を淡々とこなす業務形態になりやすい
私自身、自分の会社の社長を生で見たことは数回ですし、完全に雲の上の存在です。
まとめ
第二新卒で大手企業に転職するメリットとデメリットを紹介しました。
この記事を読んでいただき、少しでも心境の変化はありましたでしょうか?
大手企業には魅力的なメリットも豊富ですが、デメリットはあります。
伝えたいことは「転職の目標(軸)がブレないようにしましょう!」ということです。
この記事がみなさんの転職活動における方向性の参考になれば幸いです。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント