第二新卒って企業側にどんなメリットがあるの?
企業側の立場にたてば、転職活動に活かすことがみえるかもしれない。
第二新卒転職には、企業側にもメリットがあります。
第二新卒について、自分視点でメリットを考えることはあるはずです。
ですが、実際に採用を行う企業側の目線で考えたことありますか?
私自身、第二新卒枠で転職活動を行い失敗した経験があります。
当時の私は自分視点での転職活動のみを行っておりました。
一方で、企業視点でも考えることで発見できること多いなと後々考えるようになりました。
この記事では、第二新卒転職のメリットを企業側視点で紹介します。
企業視点で記載したこの記事を読んでいただけると、転職活動のヒントを得ることができます。
第二新卒転職のメリット、デメリットについては、以下の記事で紹介しているので、ご参考ください。
第二新卒の企業側のデメリットに関しては、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
この記事で得られた情報をもとに転職エージェントを通じて相談することから始めると活動を進めやすいです。
全て無料で対応してくれるので、気になる転職エージェントがあれば、気軽に登録してみてください。
第二新卒の転職のメリット(企業側視点)
企業視点のメリットって知っていて得はあるの?
絶対にあります。
別に第二新卒の転職活動に限らず、相手の立場に立って考えることは重要です。
3つ例をあげてみます。
・企業側がどんな人材を求めているのかを知ることで、それに基づいた面接を行う
・友人がどう考えているかを考えて、相手が喜ぶような行動をする
・お客様の要求を考えて、新商品の開発を行う
このように少しでも相手のことを考えるだけで、何も考えない時と比較して結果は変わります。
むしろ相手のことを考えずに(知らずに)、行動することはある意味強引な方法なのかもしれません。
ですので、今回は第二新卒転職の企業側(採用側)の立場からまずは以下のメリットを5つ紹介します。
・コストをおさえることができる
・新卒採用失敗時の人員不足を解消できる
・入社時期を自由に選択しやすい
・転職者と企業間でのミスマッチが少ない
・コア人材として育成が十分可能である
それぞれ詳細を説明します。
コストがおさえることができる
これは誰と比較して?
新卒採用の人材と比較してです。
主な理由を2つ紹介します。
・最低限のビジネスマナーは身につけている
・優秀な人材を見つけやすい
それぞれ簡単に説明します。
最低限のビジネスマナーは身につけている
第二新卒は社会人経験が浅いとはいえど、一度は社会に出ています。
つまり、社会人としての最低限のマナーや作法は身につけていることが多いです。
新卒採用者の場合は、1から全ても教えることが必要なので、教える人と時間が必要になります。
企業にもよりますが、半年から1年間かけてマナーを身につけさせる企業もあります。
これだけの時間や教育する人を削減できるのは、企業として非常に大きなメリットです。
優秀な人材を見つけやすい
別に優秀な人材は新卒採用でも見つけることができるのでは?
もちろん新卒採用でも見つけることは可能です。
ですが、新卒採用の場合は莫大な数の応募者の中から優秀な人材を探すことになります。
一方で第二新卒の場合は、新卒採用ほど応募数が多くないので、比較的探しやすいです。
また、応募してくる人もキャリアアップや自分の将来像を描いてくる人もいます。
このような将来成長が見込まれる人材を、時間や人をかけずに確保できる可能性があるという点では大きなメリットです。
また、新卒採用はどこの企業も行っていることが多いですが、第二新卒採用は実施している企業は少ないです。
つまり、ライバル企業が少ないので、優秀人材を確保しやすいのです。
新卒採用失敗時の人員不足を解消になる
企業は毎年同じくらいの人数の新卒を確保しているんじゃないの?
もちろん理想はそうです。
ですが、人材を確保するにはとてもお金がかかるので、景気や企業の業績等で新卒を採用したくても採用できない場合もあります。
景気が回復したり、業績が戻ったタイミングで新卒をたくさん採用すれば良いんじゃない?
もちろん採用人数を増やすこともあるかもしれません。
一方で、例えば不景気が長引いたとします。
すると、その期間だけ採用が少ないため、企業としてある世代がとても少なくアンバランスになります。
その世代がリーダークラスやマネジメントクラスになった際に、最適な年代の人材が少なく企業として困ることもあるのです。
そのようなことが起きないように、第二新卒者はとても好都合です。
企業としては、欲しい若い人材層をピンポイントで補強できるため非常に好都合です。
入社時期を自由に選択しやすい
だいたいの企業は年度始めの4月に人材確保したいんじゃないの?
そうとも限らず、人材確保したいタイミングは企業それぞれです。
例えば新規事業の立ち上げを7月から始めます。
確かに企業内にいるベテランだけで組んだほうが会社としての理念にそった組織ができる。
一方でここに他社からでさらに若い人材を組織のスパイスとして入れたいとします。
このような場合には、第二新卒者は非常に好都合な人材になります。
このように若い人材を、好きなタイミングで補強できるというのは非常に大きなメリットです。
若い人材で言えば、新卒者も対象にはなりますが、一般的には4月入社が多いです。
ですので、なかなか第二新卒のような若くてタイミング的にも柔軟な人材はいないのです。
転職者と企業間でのミスマッチが少ない
新卒採用で入社した企業で以下のように思ったことはないですか?
・思っていた仕事内容ではなかった
・思っていた職場の雰囲気ではなかった
・思っていた職場環境ではなかった
いかがでしょうか?
誰でも少なからずあるのではないかな。と思います。
正直社会を知らない学生が初めて入社する会社で、完全にマッチした企業を見つけること自体かなり難しいと思っています。
多くの方が面接や会社説明会、求人案内など数人の社員から企業について知ることがほとんどです。
なので、新卒採用の場合は企業と新卒入社者のミスマッチが多くなってしまいます。
一方で、第二新卒者はどうでしょうか?
新卒者と比較すると企業を見るポイントや条件などが明確になっていることが多いです。
また、新卒ほど企業名で受ける希望者が少ないイメージです。
つまり以下のようなことが自分なりに描けていることが多いです。
・自分の将来像
・自分がこの企業でできること
・自分と企業がここで成長できる見込み
これらのビジョンや情報をかなり明確にして企業を選ぶ人が多いです。
ですので、第二新卒は企業と転職希望者のミスマッチが少なくなるのです。
また、転職者は新しいところでチャレンジしたいなど、前向きな場合が多いことも特徴です。
なので、社内でもっと自分のキャリア変更希望の場合は社内での移動や転勤を進んで実行に移す人が多いです。
私自身も自分もキャリアや社内でのポジションを考え、いくつもの職場を自ら手をあげて経験しながら、知識とスキルを積んでいます。
深く狭い知識やスキルを身につけ、スペシャリストになるといった手段も1つのでてではあります。
ですが、私はある分野で特化した知識とスキルを社内でもっているために、その知識とスキルをもったまま、企業を浅く広く学んでいる最中です。
転職時のミスマッチは少ないのは当然で、社内で仮にミスマッチがあったとしても自ら手をあげて動くという積極性を持つことが多いのです。
なので、企業としても自分からミスマッチを対処できるといった点でメリットは大きいです。
コア人材としての育成が十分可能である
もちろん新卒入社でもコア人材としての育成が十分可能です。
また通常の転職者も条件が揃えば育成は可能です。
一方で第二新卒枠はどうでしょうか?
若さもあり、他社の経験もあることから将来のコア人材としては非常に期待が持てます。
上で何度も説明していますが、転職活動を行っているということで非常に積極的な人が多いです。
私自身、とても積極的で、基本的にやりたいことは全て上司に相談しています。
積極的に自ら動くので、将来のコア人材やマネジメント職など、今後の企業を担う人材としては非常に適しています。
また他社を経験していることから、以下のようなことを自社で活かすことができます。
・前職の社員のモチベーションをあげていた政策
・取り入れることで改善される職場環境ポイント
・取り入れることで生産性の上がるポイント
このように自社でも十分活用できるポイントを展開してくれるということも大きなメリットです。
なので、結果的にコア人材にも慣れるし、自社への良い影響も展開してくれるために企業としても自社活発化のために非常に優秀な人材になりえるのです。
まとめ
この記事では、第二新卒を採用することの企業視点でのメリットを紹介しました。
どうでしょうか?企業側にも多くのメリットがあることがわかったと思います。
逆にこんなに期待されているの?と感じた方もいるかもしれません。
人材を確保するのには人とお金がとても必要になるので、企業側も雑には選抜しません。
なので、今回紹介したようなことを期待されているということは、自分は企業に対してどうアピールすれば良いのか?を考える際の参考にしてもらえると幸いです。
とはいえ、あまり深く考えすぎずにまずは行動してみることが重要です。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント