第二新卒転職ってどんなデメリットがあるの?
一般転職と比較してどんなデメリットがあるのか知りたい。
第二新卒転職にもデメリットは存在します。
一般転職とは異なるものもあるので、事前に十分理解しておくことが重要です。
この記事では、第二新卒転職のデメリットを5つに厳選してそれぞれ詳しく紹介します。
この記事を最後まで読んでいただけると、デメリットを意識した転職活動ができると思います。
この記事でわかること
・第二新卒の転職のデメリット
・第二新卒の転職の注意点
・第二新卒の転職のポイントと対策
私自身、第二新卒枠で転職活動を行い失敗した経験があります。
当時メリット情報ばかりを耳を傾け、デメリットはあまり意識していませんでした。
なので、みなさんには同じ失敗を繰り返してほしくないと思っています。
第二新卒転職のメリットについては、以下の記事で紹介しているので、ご参考ください。
第二新卒の企業側のメリット、デメリットに関しては、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
第二新卒の転職のデメリット5選
ここから第二新卒の転職のデメリットを5つ紹介します。
意外に気づかないものをあると思いますので、自分のことと照らし合わせてみていただけると幸いです。
・早期退職の職歴が残る
・即戦力を欲しがる企業への入社は難しい
・キャリアアップが遅れる
・年収が下がる
・新卒採用にこだわる企業への入社は難しい
それぞれ詳細を紹介します。
早期退職の職歴は残る
当然ですが、早期退職の職歴が残ります。
早期退職の職歴が残ったら良くないの?
企業側は多くの場合、第二新卒希望者に対して以下のような印象を持たれます。
「この人はこの企業もまたすぐ辞めてしまうのでは?」
仕方ないですよね?
もし私が企業側の人間であれば、間違いなくそう思うと思います。
じゃあこのイメージを持たれながら転職活動しなきゃいけないんだね…
正直この事実は変えようがないので、仕方ないかと思います。
ですが、このデメリットから生まれる企業の不安を少しでも低減させることは可能です。
そのためには、書類や面接でなぜ早期転職することになったかを明確に伝える必要があります。
こちらから積極的に発言しなくても、ほぼ間違いなく企業側からの面接で問われます。
この回答が曖昧になっていると、「再度早期退職」という企業側の不安がとれないので、内定から遠ざかってしまいます。
以下の質問には必ず答えれるように準備をしておきましょう。
・なぜ早期退職することになったのか?
・早期退職をすること以外に前職で起こした行動は何か?
・前職には何を期待して入社したのか?
企業側に良い印象を持たれない以下のような回答には注意が必要です。
・きつかったから、とりあえず早期退職した
・年収が低かったので、年収の高い企業へ転職したかった
・楽な企業で働きたいと思った
極端な例ですが、実が多くの転職希望者が答えがちな回答ばかりです。
ネガティブば理由ばかり述べると確実に企業からの印象はよくありません。
ですので、以下のようなキーワードを使用してポジティブな理由を意識しましょう。
・キャリアアップのため
・職場環境改善のため
・自身の将来像構築のため
少しでも多くのポイティブワードを活用し、早期退職の不安を低減しましょう。
志望動機の伝え方に関しては、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
即戦力を欲しがる企業への入社は難しい
第二新卒転職者にも即戦力を期待しているの?
一般的には第二新卒者には即戦力は期待していません。
企業側も第二新卒者に社会人経験が少ないことは十分理解しているからです。
即戦力を期待する企業があるの?
企業方針で一般転職者同様に即戦力を求められる企業があります。
そのような企業への転職を諦めるのではなく、事前に以下のような対応も十分可能です。
・入社に必要なスキルや資格を事前に習得する
・これまでの経験やスキルを全面的にアピールする
・現職でもう少しスキルや経験を積み上げる
スキルや経験は積み上げるものなので、そう簡単に身につくものではありません。
ですので、以下のように「取得する」か「習得したスキルで勝負する」の2択になると思います。
・第二新卒枠での転職を諦めて、スキルや資格の習得後に再度転職活動をする
・これまでに習得したスキルや経験をアピールして、転職先の企業でスキルを積み上げる自信をアピールする
最初からあきらめるのではなく、何かできることがないかということを考えるのは社会人として非常に大事なことです。
即戦力に対して、第二新卒の自分ができる行動を改めて考えてみましょう。
キャリアアップが遅れる
なぜキャリアアップが遅れるの?
年功序列の場合はその企業での勤務年数が重要になるからです。
年功序列の企業は少なくなってきていますが、未だ採用している企業もあるのが事実です。
年功序列の企業に入ることはお勧めではないの?
キャリアアップを意識した転職であればおすすめできません。
一方で、自分のキャリア形成に必要なスキルや経験をその企業で積み上げることができる場合もあります。
つまり、次の転職へ向けた自分磨きの場として活用するということです。
第二新卒転職で転職した企業が最後の企業とは思う必要はありません。
以下のような仕事ができる人やキャリアップを常に念頭に置いている人はどんどん企業を渡り歩く時代が来ることをそう先の未来の話ではないと思います。
・将来自分はどうありたいのか?
・次の企業では何を得ることができるのか?
・次の企業は通過点なのか?最終地点なのか?
将来の長い目線でキャリアについて語ることができれば、次の企業でのキャリアアップにそれほどこだわる必要はないです。
転職活動が活発な欧米のような大転職時代については、以下の記事で紹介しているので、ご参考ください。
年収が下がる
第二新卒の場合は即戦力となることが少ないために、年収が下がる可能性も大いにあります。
第二新卒転職では、前職での経験から異業種や異職種へのいわゆる未経験転職を目指す方も多いです。
未経験転職の場合は、多くの場合が年収が下がることを覚悟しておきましょう。
年収下がるのは嫌だけど、仕方ないんだよね?
目先の年収だけではなく、生涯年収を考えてみてはいかがでしょうか?
あなた自身が今の職場で得られる生涯収入と次の企業の生涯年収を比較するのです。
そうすると、目先の年収では下がるが、生涯年収で比較すると増えるというのはよくある話です。
年収は業界や職種で大きく差が出ることがあります。
もし、年収アップを第一目的とした転職を目指すのであれば、ぜひ長い目で確認することをオススメします。
異業種転職の年収に関しては、以下の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
新卒採用にこだわる企業への入社は難しい
新卒採用者のみの古い考えが根強く残る企業はまだまだ多いのが現状です。
ですので、新卒社員のみを採用していたり、第二新卒枠がそもそもないといった企業もあります。
このような考えを持っている企業は中小企業や地方の企業に多い傾向があります。
なぜなら転職者の採用には多くの時間とお金が必要になるからです。
大企業は、将来を見据えて優秀な人材をお金と時間をかけてでも獲得します。
一方で中小企業や地方企業は大企業と比較すると採用にあてる資金も多くはありません。
なので、新卒採用で採用した社員を大事に育成していく方法を取る場合が多いです。
ですので、Uターン転職など地方に移住を計画されている方などは特に注意が必要です。
Uターン転職に関しては、以下の記事で始め方からあらゆる悩みまで詳細を解説していますので、ご参考ください。
まとめ
第二新卒転職のデメリットについて紹介しました。
・早期退職の職歴が残る
・即戦力を欲しがる企業への入社は難しい
・キャリアアップが遅れる
・年収が下がる
・新卒採用にこだわる企業への入社は難しい
確かに第二新卒にもデメリットがあることは事実です。
ですが、デメリットばかり意識してしまうと、モチベーション維持への影響が出ますので注意ください。
あらゆる視点から転職活動について調査して、悔いのない転職活動にしてください。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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