Uターン転職は興味あるけど、後悔するかな?
地元の地方へUターン転職したいなー
でも、なんだかんだ都会の方がよくて後悔するのかな…
帰省などを理由に地方へUターン転職を考える方も多いです。
また2020年からリモートワークや在宅勤務が急激に普及しました。
なので、ますます地方への移住を検討する方も増えるでしょう。
Uターン転職では、以下のようなメリットが優先的に頭に浮かぶと思います。
- 地元に帰省できるため、両親のそばで生活ができる(老後問題解決)
- 自然が豊かな地域では子育てがしやすい
- 地元の慣れ親しんだ環境で仕事ができる
一方で、人それぞれですが、メリットだけではなく、デメリットや不安に感じることもあります。
そのデメリットを転職活動前に知ることで、後悔のない今後の活動に活用できます。
この記事では、Uターン転職にて地方に移ったのちに感じた後悔についてご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただけると、後悔する前にUターン転職を行うかどうかの判断をすることができます。
私自身、30歳で都内の会社から地方の地元企業へUターン転職しました。
そんな私の体験談や感じたことを記事にしていますので、参考になると思います。
Uターン転職のノウハウやポイントなどを以下の記事にまとめていますのでご参考ください。
- Uターン転職を考えているが、後悔したくない方
- Uターン転職の後悔ポイントを知ることで、事前に対策を打ちたい方
- 転職は行わないが、地方移住を計画している方
Uターン転職は後悔が多い?そんな不安を解消する3つの秘訣
どんなことに後悔するの?
ここでは厳選して3つについて詳しく紹介します。
- 車が必須になる(公共交通機関等インフラが整っていない場合)
- 休日の過ごし方に困る(大型商業施設などのお店が少ない)
- 生活費に困る(支出が増えて、収入が減る場合)
車が必須になる(公共交通機関等インフラが整っていない場合)
後悔(デメリット)の詳細
公共交通機関が整備されていない地方に移住すると、通勤や買い物などあらゆることに車が必要になります。
車を保有することで、これまでかからなかったお金が必要となります。
具体的にどんなお金が必要なの?
- 車の購入金
- ガソリン代
- 自動車関連の保険
- 免許取得費用(免許未取得の場合)
- 駐車場代金
上記のような、費用が生活費の一部として、加算されます。
また、車を運転することで、事故を起こすリスクや、渋滞のストレスも加わります。
これらの費用やリスクを低減させる方法をいくつか紹介します。
- 徒歩、自転車で対応する
- 原動機付自転車(原付)で対応する
- 電車やバスで対応する
一応、対応策を記載しましたが、車と比較すると大きな差が生じてしまいます。
- 徒歩、自転車 ⇨ 徒歩圏内にお店や職場がすべてあれば良いが、遠い場合は非常に不便
- 原付 ⇨ 独身であれば十分な対応策になるが、家族が増えると移動が困難
- 電車、バス ⇨ 近くに駅やバス停があれば十分対応可能だが、都会と比較して本数が少なく不便
以上のように、他の方法でも一応対応は可能ですが、条件次第では対応が難しくなります。
結果的に、私が住んでいる地元では、一家に最低でも2台の車保有が普通です。
メリットへの変換
車保有は確かにコスト面やリスク面でいくと、デメリットや後悔ポイントになり得ます。
一方で、車保有にも以下のようなメリットがあります。
- 通勤時の満員電車に乗る必要がない
- 大量の買い物や大型の買い物の際に、持ち帰りの心配が不要
- 旅行などの際に、自分たちのペースで移動することができる
私自身、都会での就職時代は毎日満員電車を通勤で使用しておりました。
満員電車だけではなく、電車遅延や、天災等による利用不可など、様々なことにストレスを感じておりました。
地方へのUターン転職を決意した理由として、電車通勤の存在は理由の大きな一つです。
車通勤でも通勤時は渋滞に巻き込まれてストレスに感じるのでは?
確かに、渋滞時はストレスを感じます。
ですが、車の場合は座った状態で、自分1人の空間に音楽を流しながら過ごすことができます。
その点では、満員電車利用時のストレスからすると、非常に程度としては低いです。
また通勤時間も減らすことができるため、自由な時間確保にも有効です。
休日の過ごし方に困る(大型商業施設などのお店が少ない)
後悔(デメリット)の詳細
この後悔はご結婚されている方や、お子様がいる家庭においては非常に実感するポイントかと思います。
都会と比較すると地方は、大型商業施設のような、家族で1日過ごすことができる施設が少ないのが事実です。
なので、都会の生活に慣れている方からしたら、地方での生活が非常に退屈に感じることがあると思います。
実際に転職成功者の家族からも同様な意見が出ています。
- 大きなデパートに出かけようにも車で1時間以上かかるので、面倒臭い
- 都会の時には週末によく出かけていたが、地方ではやることがないので、基本的に家で過ごすことが多くなった
- 大きなイベントや展示会は都会で開催されることが多いので、地方からはコスト面から諦めるしかない
このような意見は、ご家族の方がイメージされていた地方の姿とのギャップが大きい場合によく聞かれる意見のようです。
このような後悔がないようにするには、住居地周辺のお店や施設の確認を行い、家族と共有しておく必要があります。
メリットへの変換
このデメリットや後悔に対しても、考え方次第ではメリットにも言い換えることが可能です。
- 不必要なものを買わなくなる
- 大型商業施設のような、人が多く、密な場所を避けることができる
商業施設を訪れると、つい不必要なものまで購入して、後に後悔してしまうといった経験は多くの方があると思います。
地方にはそもそも購入するものがないため、不必要なものさえも買うことができません。
結果的に、家の支出を減らすメリットとなります。
また、大型商業施設のような人が多く集まる場所には必ず密が存在します。
病気などが流行している時期では、密をさけることができるというのはメリットになり得ます。
密を避けることで、感染リスクを極力低減することができます。
生活費に困る(支出が増えて、収入が減る場合)
後悔(デメリット)の詳細
地方に移住すれば、生活費は安く抑えられるのでは?
確かに、地方に移住することで、居住費など都会と比較して大きく下げることができる費用もあります。
では、なぜ生活費に困ることがあるの?
一方で、食費や光熱費といった費用に関しては、都会と比較しても大きく変化しません。
地方に住むが故に増えてしまう支出に関しても知っておきましょう。
- 車所有による支出(上記、車必要のデメリットに詳細あり)
- 住宅ローン(地方は都会よりも比較的に住宅を低価格で購入可能なため、購入者増)
さらに、地方に転職すると都会で働いていた時よりも、収入が減少するケースが多いです。
以上のことをまとめます。
- 消費や光熱費は都会と大きく変わらない
- 車や住宅に関する支出が、都会と比較して高くなる可能性がある
- 所得が都会と比較して、低くなる可能性がある
このような理由から結果的に生活が苦しくなったという意見もあります。
このような後悔をしないための事前の対策をご紹介します。
- 地方居住の場合の、収入と支出をシュミレーションする
- 何かの事態に備えて、あらかじめ十分な貯金をしておく
- 転職活動の際に、所得に対して、十分企業側と交渉する
完璧なシュミレーションは不要かと思いますが、どの程度生活が変わるのかは事前に知っておく必要があります。
地方は土地が安いからといって、すぐに持ち家を購入することもオススメしません。
また、十分な貯金をしておくというのも大事な対策になります。
以下は、事前の貯金額の目安です。
- サラリーマンの方は、生活費の半年分ほど
- フリーランスの方は、生活費の1年分ほど
転職先の所得交渉も満足いくまで行っておくことで、将来的な不安を解消できると思います。
所得交渉に関しては、以下の記事で詳細を説明しております。
メリットへの変換
ここでもメリットへの変換方法を紹介します。
- 自分の支出と収入を見直すきっかけとなる
- 転職活動の際に、所得交渉の目安になる
以上のようなことがあげられます。
ご自身の置かれている状況(貯蓄額、家族構成など)を十分考慮し、事前にシュミレーションをオススメします。
それをきっかけに無駄な支出を確認できたり、投資比率の見直しなど、メリットとして捉えることができます。
また、そのシュミレーションの中で、算出された必要な所得は、転職活動の際に参考となります。
でもどうやって年収交渉するの?
年収交渉は転職活動中に行う必要があります。
自分自身では少しテクニックのいる作業になりますので、転職エージェントへの登録をオススメします。
え?転職エージェントって何?
転職エージェントとは、無料で転職希望者の相談にのってくれるサービスのことです。
・非公開求人の紹介
・面接練習・書類添削
・年収アップ交渉
ここには3つ記載しましたが、1人ではなかなか難しいようなことも親身になって相談に乗ってくれます。
なるほどね。
無料ならとりあえず登録だけしとくのもありかもね。
無料で利用でき、転職未経験者からの相談にも親身になって乗ってくれます。
私自身、転職活動の際には複数者登録し、徐々に自分に合った転職エージェントに絞り込みました。
第二新卒や新卒など若手にオススメの転職エージェントは以下の記事で紹介しています。
まとめ
以上、Uターン転職の後悔例と対応方法をご紹介しました。
今回は、転職後の後悔を減らすために、あえて後悔ポイントやデメリットについて触れました。
もちろんメリットもたくさんありますので、Uターン転職に挑戦される方はぜひ全力で挑んでください。
また現在ではWeb面接も企業側が用意するため、遠方の企業への応募も容易となっていますのでご検討ください。
エントリーシートや面接対策等、転職でお困りのことがあれば、コメント欄やお問い合わせ先へご連絡ください。
私の経験談や、指導・助言した成功者の例を基にお手伝いできることはお手伝いさせていただきます。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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